IP-PBX,IP business phone,call center system, Mobile Technika

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IP電話、クオリティもビジネスフォンのレベルに~簡単なオペレーションとAsteriskの拡張性が導入の決め手~

(2007/01/11 掲載)

概要
業種 通信事業
導入製品 xCube VoIP-Gateway Edition(vCube):2台
xCube Management Server Edition(mCube):2台(冗長化構成)
規模 IP電話端末 約100台規模
導入時期 2006年7月末

  株式会社ぷららネットワークス様(以下、ぷららネットワークス)は、インターネット接続サービス「ぷらら」を運営するインターネットサービスプロバイダ(ISP)。会員数は223万人(2006年9月末)に上り、2006年10月で、「ぷらら」サービス開始から10周年を迎えた。

  プロバイダ事業を皮切りに、IP電話サービス、また現在最も注力しているブロードバンド映像配信サービス「4th MEDIA(フォースメディア)」など高付加価値のサービスを提供し、ブロードバンド・サービス・プロバイダとしてビジネスを展開している。

  ぷららネットワークスの現在の社員数は約200名。この規模だからこそ発揮できる機動力を強みに、ブロードバンドにおける新しい技術やサービスの提供に邁進している。

導入の背景

  今回、xCubeシリーズの採用に至ったのは、ぷららネットワークス事業所のうち、有明にあるオフィス。勤務者数は約80名に上る。

  これまで、VoIP事業の一環として、試験的なIP電話の導入はあったものの、社内の業務用電話はビジネスフォンを使用していた。しかし、オフィスの移転に伴う電話システムの再構築が、新しい電話システムの採用を検討する契機となった。

  ぷららネットワークスでは、IP電話システムの社内導入は自社のサービス向上に貢献すると判断し、導入を決意した。

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xCubeシリーズ採用の理由

  ぷららネットワークスでは、サービス会員との窓口として、大規模なコールセンターを運営しており、電話機1500台規模のIP電話システムが稼働されている。

  既に実績・安定性を有する自社のコールセンターシステムを拡張し、有明オフィスへ採用することも1つの選択肢として有効であった。

  しかし、常に先進技術、製品に対してポジティブなぷららネットワークスの社風のもと、新しい製品の導入を決め、他社製品との比較による慎重な製品選定の結果、xCubeシリーズの採用が決定した。

xCubeシリーズ採用の決め手は、主に以下の点である。

1. 簡単な導入とオペレーション

  従来、ぷららネットワークスではビジネスフォンを利用しており、電話機の設定などに必ず業者が介在していた。また、自社でのコールセンター立ち上げの経験もあるため、PBXの設置は専門業者でなければ手が出せない領域であるというイメージを持っていた。

  しかし、xCubeシリーズは、機器の接続を始め導入時の設定において、専任の担当者がいなくとも行える。内線番号の設定・追加もWEBブラウザから簡単にでき、ユーザへの技術的負担を最小限度に抑えた運用が可能だ。

  「xCubeシリーズはGUIを持っており、オペレーションが大変簡単な点は、PBXの設置におけるイメージを大きく変えました。」と、ぷららネットワークス ネットワーク管理部 津久井慎二様は言う。

2. コストメリット

  IP電話を利用することで、通信費用が抑えられるのはもちろんのこと、xCubeシリーズは導入に際し、専門の業者を介さずに済むため、イニシャルコストを大幅に低減できることも採用の大きな決め手である。

  また、他社製品との比較の結果、同じスペックでも低価格であった。

3. Asteriskの先見性

  ぷららネットワークスで、xCubeシリーズの採用を検討し始めたのが、2006年5月のことである。当時、オープンソースIP-PBX「Asterisk(アスタリスク)」が台頭を始め、同社内においても、この新しい技術に対し、関心が高まっていた。

  xCubeシリーズは市場でいち早くAsteriskを採用した先進的な製品である。

  とはいっても、ベンチャー企業の製品採用を不安視する声も少なくはなかった。しかし、モバイル・テクニカの先見性と事業の将来性を評価し、社内の賛同を得るに至った。

  また、Asterisk採用製品を実際に使用することで、今後のサービス展開への発展も期待できると考えられた。

4. 拡張性

  xCubeシリーズは、オープンソースを利用しているが故の比較的容易な機能の追加、またシステム構成のパターンによって、様々な企業規模やニーズに応えることが可能だ。

  また、モバイル・テクニカの製品ラインナップには、xCubeシリーズに合わせて利用出来るソフトフォン「Mobby Touch」と無線IP電話端末「MobbyTalk」がある。 IP電話システムが、従来のビジネスフォンと大きく差別化を図れる点の一つにソフトフォンの活用があると考えるぷららネットワークスにおいて、MobbyTouchの存在は極めて重要であった。 さらに、「移動しながらも電話を使いたい」という社員の要望に応える製品として、MobbyTalkが利用できることもxCubeシリーズ採用に至った一因といえる。

  こうした臨機応変な対応が出来る拡張性を持っており、また、ユーザにおいてのカスタマイズが可能な点も、xCubeシリーズの高い将来性として評価された。

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システム構成

※クリックで拡大画像を表示します

VoIP-GWの機能を持つvCube、IP-PBX機能を持つmCubeを各2台ずつ配置。
mCubeはアクティブ機とスタンバイ機の冗長化構成を取っている。
IP電話機は約100台接続。

導入効果

  従来のビジネスフォンは、高い音声品質と多くの機能を持ち、信頼性の高い電話システムの構築を担ってきた。

  ただ、xCubeシリーズにおいては、ビジネスフォンとほぼ変わらない使用感が得られている。

  導入当初は、ユーザである有明オフィスの社員にとって、パーク保留の機能がないなど使い勝手が大きく変わり、戸惑うことも多かった。しかし、バージョンアップによりパーク保留の機能も追加され、現在は導入時の問題点もほぼクリアできている。

  「9割程度はビジネスフォンに近づいています。」と津久井様が言われるように、IP電話とビジネスフォンの格差はますます狭まっていると言えるだろう。

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今後の展開

  xCubeシリーズのみならず、IP電話システム全般においての展望を津久井様はこう語る。

  「機能面においては、ソフトフォンを始めとしたIT機器との連動などIP電話ならではの斬新なものを期待します。いまや、グループウェアなどのアプリケーションとの連携は必至であり、更にその先を見越した“電話”にとらわれないコミュニケーションツールとしてのニーズが高まっています。

  ますます企業の通信インフラのIP化が推進されていくうえで、ぷららネットワークスは、モバイル・テクニカの今後のサービス展開に大きな期待を寄せている。

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<企業紹介>

株式会社ぷららネットワークス

会社所在地: 東京都豊島区東池袋3-1-1 サンシャイン60 24階
代表者:代表取締役社長 板東 浩二
設立年月日:平成7年12月18日
資本金:78.1億円
従業員数:190名
URL:http://www.plala.or.jp/

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